英語をペラペラと流暢に話したい、と誰もが思っていると思います。
だから、英会話学校などでネイティブスピーカーの先生と会話する機会を作ることは悪いことではありません。

でも、「実際に英語を使う場面」というのはあなたが英語をしゃべっているシーンではありません。

学生なら英語での講義をじっと聴いている状態。

ビジネスマンなら営業報告を1時間以上聴いている状態。

空港でのアナウンスを聞き分けるなど。

普段の生活を思い浮かべればわかるように黙って聴いているシーンのほうが圧倒的に多いはずです。

1対1の会話では聞き返したりもできますし、なにより向こうがこちらのレベルに自動的に合わせて表現やスピードを調節してくれますから、
話せているような錯覚に落ち入ります。

相手にフォローされながら話しているにすぎません。

場合によっては相手のいうことを繰り返すだけだったり、yes、noを表明するだけで会話が成立することも。

それに比べてじっと黙って聴いて理解するのは1段階上のレベルですよね。

だから「英語を話せる」という目標設定はちょっとズレているということになります。

本当に聴く訓練を継続してすれば、適度に話せる力は自動的につくのです。

「英語を話せるようになろう」というのはスクールなど供給者側の都合によることばなんです。


だから、いま流行りの「聞き流すだけで英語がしゃべれる」というようなキャッチコピーはあながちデタラメではありません。


目標スコアがはっきりしているならこれ。最速達成への最短ルート