TOEFL(TOEFL-iBT)の目的は、ノンネイティブスピーカーの学生のアメリカの大学での英語運用能力を評価するための試験となっています。
Reading, Listening, Writing, Speakingの4科目それぞれ30点ずつ、合計120点満点のテストです。
大学入試、英検、TOEICに比べると、TOEFLは英語の運用能力を測りやすいテストで、入試のように重箱のスミを突っつくこともなく、ひっかけ問題もあまりなく、マニアック問題もなく、もっとも実用的なテストです。
大学生に求められる英語力を測りやすいのです。
ただ、いままでは入試やTOEICに比べて、問題を研究されることが少なかったのですが、TOEFLが大学入試に組み込まれてくるとなった場合、傾向と対策を隅々まで受験産業や受験生に研究されつくしてしまうことになるでしょう。
たとえばTOEFLのライティングの問題はパターンが少なく、とにかく点数を稼ごうと思えば、それぞれの典型的な文章を丸暗記するという方法もあります。
まあ、テストなのでイタチごっこは避けられないのですが、自分で自分の英文がまるで書けないのなら、安易な考えですが、丸暗記に走るのは仕方ありませんね。
だって、そのほうが点数が取れるのですから。
TOEFLはライティングに限らず、全体的に問題パターンが少ないです。
何度も受けている人は実感できるはず。