よく「英会話には文法は役に立たない」といわれます。
文法はめちゃくちゃでもまず通じればいいという考え方ですね。
でも文法をないがしろにして英語を身につけていけば、大人の英語・ビジネスの英語としては大きくつまづくことになります。
いい加減な文法知識をもとに話す英語はブロークン。
いわば子供のことばです。
ビジネスシーンでそういうことばを使えば馬鹿にされて人間性までもランク下に見られます。
勝間さんもどこかで書いていましたが、
発音がネイティブで中身が伴わない人はいちばんこどもっぽく見えて馬鹿にされるそうです。
せっかく日本ではバランス悪いくらい英文法をみっちりと勉強しているのですから、それを活用しない手はありません。
文法は不可欠な言葉のルールなのですから。
目標スコアがはっきりしているならこれ。最速達成への最短ルート
日本国内ではさんざんな評判の日本人の英語の発音。
ネイティブの発音にあこがれる日本人が多いので、その反動もあるのでしょう。
ところが、
世界へでればこれがプラスの評判に変わります。
フランス語なまりの英語やスペイン語なまりの英語、インドなまり・・・そういう英語よりもよっぽどわかりやすいのです。
実際ネイティブスピーカーがゆっくりしゃべると発音は日本人の英語(ジャパニーズイングリッシュ)にかなり近いのです。
世界を見ればネイティブより非ネイティブのほうが圧倒的に多いのですから、発音なんかあまり気にせずぐいぐいと行けばいいのです。
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新卒採用にTOEICの点数を重要視する企業はどんどん増えつつあるといいます。
ファーストリテイリング社や楽天が社内公用語を英語にすると発表し、もう数年経ちました。
発表当時は新聞等でも大きく取り上げられ、社会的にも大きなサプライズとなりましたね。
楽天が発表した内容によれば完全に社内公用語を英語にする期限は2012年。
実際には、業種や部署によっては特には英語とかかわりのない人も多く、もちろん不満の声もありますが、それでもやはりグローバル化の流れの中、英語力は就職活動において大きな比重を持ち始めているのです。
一般的に就職のために最低限超えておきたいといわれている点数は600点以上と言われています。
730点以上を取っていればグッと有利になるとされています。
職種や業種によってはもっと高くなければならない場合もありますし、より低くても問題ないこともあります。
入社してから勉強してTOEICの試験を受ければよいという企業もあります。
入社後の査定や昇進の際にも、TOEICの点数によって左右されるという企業も増えているようで、出来るだけ早いうちに高得点をとっておくのが、長い人生を見通した上でも有利と言えるでしょう。
もうひとつの盲点は、社会人になってから頑張って勉強しようとしても、もはや自由になる時間が少なく、理想ほど勉強が進まないことです。
学生の時にやっておけば・・・と後悔する人はけっこう多いようですよ。
人生の限られた時間、英語の勉強は早いうちに本気を出さねばなりません。
がんばりましょう!
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英検はTOEICに比べると、地味な存在かもしれませんが、やはり資格的な意味合いで、就職などにプラスになるのでしょうか。それとも、あまり関係ないのでしょうか。
「英語検定」「英検」正式名称は「実用英語技能検定」、年間約230万人もの人が受験する日本で最大規模の英語の検定です。
実用英語技能検定は、年3回全国各地で試験が行われるので、受験しやすいのが魅力。
検定の内容は7等級に分かれていて、5級は中学校初級レベルの簡単な英語、だんだんと難易度があがり、1級では大学英語の中級レベルの社会生活で求められる英語と、幅広い範囲をカバーする検定です。
3級以上になると、「読む・聞く・話す・書く」の全ての能力が必要とされ、筆記試験だけでなく、リスニングに加えて、面接試験(スピーチ)も加わります。
スピーチでは発音や、質問の意味の理解ができているか、コミュニケーションをうまくとれているかなどがありありとわかってしまいます。
結論としては国際化が進む現代社会において、英語の知識があるかどうかは就職活動でも大きく人生を左右するファクターです。
とくに外資系企業や海外に多くの支社を持つ会社ではそうです。
TOEICももちろんですが、実用英語技能検定の資格を持っていれば、簡単にその人がどのくらいの英語レベルなのか推し量れます。
逆にTOEICも実用英語技能検定も受けていない、あるいは履歴書に記載していないのであれば、
その人は英語の勉強にちからをそそいでこなかった人だと瞬時に判断されていまいますね。
実用英語技能検定の資格を持っていると就職には有利。
実用英語技能検定2級以上ならプラス評価になるといわれています。
また、最近では、教員採用試験でも実用英語技能検定1級保有者には特別措置をとる県が増えました。
国家試験である通訳ガイド試験の科目免除を受けるなどの優遇措置もあります。
英語力を磨いたら、積極的にテストや検定を受けて、自分の英語レベルを数値化しておくことは重要なのです。
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