語学を身につけておくことは、人を助ける大きなパワーとなり得ます。
今回のような災害があったときには、語学ができることは被災地を助けるチカラにもなります。
東北地方の災害救助法適用地には外国人登録をしている人が3万人以上おられ、
まだ日本語がまったくできない人もおられます。
ラジオからの情報しかないとすれば、日本語がわからない人は不安でいっぱいです。
今回のように日本人でもよく理解できない原子力発電所の問題も重なれば、どうしていいのか見当もつかないでしょう。
外国人の中には地震のない国、地震という概念すらない国からやってきた人もいます。
そんな方には最もパニック状態に陥りやすい状況でしょう。
NPO法人「多文化共生マネージャー全国協議会」(大津市)では避難所情報・原発の最新情報など被災地に役立つ情報を9カ国語でWEBにアップしています。
「多文化共生マネージャー全国協議会」ではタイ語上級者を緊急募集しています。
http://tabumane.jimdo.com/災害情報-多言語情報提供サイト
他言語放送局「FMわぃわぃ」(神戸市)では仙台市内のバス・地下鉄の運行状況などを4カ国語で収録し、仙台のFM局へ送っています。
「FMわぃわぃ」では中国語・韓国語上級者が足りず、募集をかけています。
http://www.tcc117.org/fmyy/index.php
しっかり語学を身につけておくことは、人のために役立つ人間になるということです。